■トラップ■

トラップとは、、、

水封機能により排水管又は公共下水道からの臭気、ガス、害虫等が器具を経て屋内に侵入するのを防止するために設ける器具又は装置である。と、排水設備工事テキストより抜粋。

例えば、トイレの用を足すところに水が溜まってますよね。それもトラップ。

洗面器の下に排水がありますが、S字のように曲がってます。あそこにも水が溜まっており、トラップとなります。

また、外部にある汚水桝にもトラップ機能が付いているものもあります。

本日の修理依頼は、浴槽の水を流すと、流れが悪いので修理お願いしますとの事。

現場到着して、浴槽のい水を溜め、排水。すると、洗い場の排水から溢れてきます。

ユニットバスは、この部分がトラップ機能となっており、使っていない場合でも、ここに水が溜まっいなければなりません。

が、こちらの現場は、外部の汚水桝にもトラップ機能があり、

つまり、2重トラップというもの。

2重トラップになると、トラップとトラップの間が真空状態になり、汚水を円滑に流下させることができなくなり、このように溢れてくるのです。

そこで、上記写真のようにトラップの中身を取り外し、外部汚水桝のトラップのみとすれば、問題なく流れます。

今の新築ではありえないと思いますが、15年前とか浄化槽から下水道に切替たお家などは、この状態の場合が有りますね(;^_^A

とりあえず無事終了!